
新しいホームページができました!
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いらっしゃい~
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2008年に発行された幻の冊子。テーマは「南のムラ」そして「水を巡る旅」。
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食のたからもの再発見
東京財団2009年度政策提言プロジェクト全25編。今の時代に残る各地の食の「記憶」をまとめた貴重な記録。「釜炒り茶」「木曽赤かぶ」を担当。各方面で活躍中の執筆陣に叱咤され貴重な経験させてもらった。椎葉村、九州のお茶は忘れられません



味の箱舟/ark of taste
2007年、スローフード協会のプロジェクトに協力。現在22品目が国際認定を受けた、日本の「味の箱舟」品目のうち13品目の認定を手伝った。認定品目(英語)はこちら

ここきち!
知人のMさんがやってる農家レストランポータルサイト。

国友農園
高知県いの町、山奥の実生自生のお茶を再生させた釜炒り茶。自然とともにあるお茶の原風景が広がって

熊野鼓動!
がんばってほしい友達がいるところ。

お米のふなくぼ
お米のこと、ごはんのことを大切に考えるお米屋さん

森の空想ミュージアム
宮崎県西都市。児湯郡木城町茶臼原のすぐそばで、祈りの空間。主宰は高見乾司さん。九州の民俗仮面博物館もある

*ナナオサカキ*
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- 2011/11/08/Tue 23:14:00
- CATEGORY:[koto]らでぃ~
自給を分担する

少し前、らでぃっしゅの後藤さんとLURAの会、という集まりに参加した。
長野県伊那市高遠町というところで自給的な暮らしをする宇野俊輔さんが世話人となって始まった会で、都会の会員、といっても宇野さんの知人友人の人たちが高遠の借りた畑に集まって、自分たちが食べる野菜を自分たちの手で育てている。和気あいあい、この日もそうだったが、少々の農作業で汗をかき、ごはんを食べ、飲んで語り合い、お疲れ様、次はいつにしようね、という流れの仲良し同好の会。写真は左が宇野さん、真ん中がこの日知り合ったタマちゃんです。ここの畑がみんなの畑。もう秋冬野菜がすくすくしていた。
楽しそうで、楽しかった。おいしかったし、いいところなので、おおいに寛いだ。いい人たちばかりだし、そう、いい人にはいい人々が集うのだ、宇野さんの人柄がうかがえた。が、何気ないことばかりで、この出会いでは、少々もやっとした心残りのまま家路についたのだった。その後ももやっと感は続いた。宇野さんの考えること、育てようとする世界ってどんなものなのかな、と。
都会で、しばらくたってから、心に浮かんだのは、自給を分担する、という言葉だった。
かっこいい言い回しではないが、自給という言葉。自分の胸に手をあててこの言葉を振り返れば、そこに憧れの気持ちが含まれていることに思いが至る。ずっと都会暮らしの自分、農的な暮らしへの憧れ、かつては、なんでもかんでも自分で手作りしてみたいという嗜好、衝動のようなものも、常に心に抱いていた。そのようなことに近い業界に身を置きながら、むしろ遠のいていく自分、かつての思いも色あせていたようだ。その思いがふたたび色づき始めるのを感じた。
美しい里山で農薬を使わずに育てられた野菜をいくらの値段で買おうか、といった話ではなくて、今すぐ自分の畑はムリだけど、わずかずつでも自給に近い、農に近い暮らしの手段を持つにはどうしたらよいか。焦がれるように根源的に、求めてやまない故郷への回路が、細々とでもいいから、つながっていることを確かめるにはどうしたらいいか。
そのようなテーマに真正面から向き合っている人が、僕の身近にもうひとりいたことがうれしかったし、そのような良い話として、この実験に、かかわってみたいと思った。いいじゃんか。
※この日は作業のあと、畑でBBQでした。

- Tag :
- rulaの会
- 高遠
- 宇野俊介
- 自給
- 2011/11/05/Sat 23:10:05
- CATEGORY:[toki]つれづれ…
雲南行くか?
8月12日からこの間、いろんな人にお会いし、僕の周辺の状況もずいぶんと変わりました。このblogも1か月更新しないと、トップページにスポンサーの広告がずどんと載って、気持ちが痛かった。今日は途中報告です。
菓歩菓歩の石橋さん、マザーズの小野さん、ここきちの毛利さん、あゆみの会の斉藤さん丸山さん、放射能の勉強会、子どもの運動会、お墓参り、自分の「おいしい村」の名刺作り、pepper'sJP晋さん唐辛子料理の会や、白州の秋山くん、明野村の早川さんに、らでぃっしゅゴトさん、高遠の宇野さん、中洞さん小泉さん、飯能の野口さんの出版会、りんごの木村さん、歯医者…。詳しく書くのも野暮、遠い人から近い人、電話で旧交温めて、鹿児島の岩本くん高知の畑さん、福岡甘木の平田さん、佐賀武雄の宮本さん、いろんな方々にお世話になっています。会社時代の先輩の立ち上げた食品卸「まちの八百屋・ゆい」の手伝いを始め、ダッチロール気味ではあるけど、春には目鼻つけたい新会社「おいしい村」の構想練り続けています。

昨日は野口さんパーティーで出会った青山さんと立川で再会。昆虫と蝶々が専門の、雲南周辺がフィールドのカメラマン。すばらしい、おもしろい方なことがわかり、うれしかった。チベット中央高地に至る道程は、昆明経由の南ルートと四川経由の北ルートの2つあって、北は日本列島弧から連なり、南は琉球列島弧から至ると聞いた。僕が南房総から熊本の三角半島へと連なる日本列島の構造線の南側を「黒潮文化圏」と呼び、そこがお茶のふるさと「照葉樹林文化圏」へと結ばれることを話し、おおいに意気投合した。「甘~い妄想」めぐらせてます。
菓歩菓歩の石橋さん、マザーズの小野さん、ここきちの毛利さん、あゆみの会の斉藤さん丸山さん、放射能の勉強会、子どもの運動会、お墓参り、自分の「おいしい村」の名刺作り、pepper'sJP晋さん唐辛子料理の会や、白州の秋山くん、明野村の早川さんに、らでぃっしゅゴトさん、高遠の宇野さん、中洞さん小泉さん、飯能の野口さんの出版会、りんごの木村さん、歯医者…。詳しく書くのも野暮、遠い人から近い人、電話で旧交温めて、鹿児島の岩本くん高知の畑さん、福岡甘木の平田さん、佐賀武雄の宮本さん、いろんな方々にお世話になっています。会社時代の先輩の立ち上げた食品卸「まちの八百屋・ゆい」の手伝いを始め、ダッチロール気味ではあるけど、春には目鼻つけたい新会社「おいしい村」の構想練り続けています。

昨日は野口さんパーティーで出会った青山さんと立川で再会。昆虫と蝶々が専門の、雲南周辺がフィールドのカメラマン。すばらしい、おもしろい方なことがわかり、うれしかった。チベット中央高地に至る道程は、昆明経由の南ルートと四川経由の北ルートの2つあって、北は日本列島弧から連なり、南は琉球列島弧から至ると聞いた。僕が南房総から熊本の三角半島へと連なる日本列島の構造線の南側を「黒潮文化圏」と呼び、そこがお茶のふるさと「照葉樹林文化圏」へと結ばれることを話し、おおいに意気投合した。「甘~い妄想」めぐらせてます。
- Tag :
- 黒潮文化圏
- 雲南
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