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2008年に発行された幻の冊子。テーマは「南のムラ」そして「水を巡る旅」。
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食のたからもの再発見
東京財団2009年度政策提言プロジェクト全25編。今の時代に残る各地の食の「記憶」をまとめた貴重な記録。「釜炒り茶」「木曽赤かぶ」を担当。各方面で活躍中の執筆陣に叱咤され貴重な経験させてもらった。椎葉村、九州のお茶は忘れられません



味の箱舟/ark of taste
2007年、スローフード協会のプロジェクトに協力。現在22品目が国際認定を受けた、日本の「味の箱舟」品目のうち13品目の認定を手伝った。認定品目(英語)はこちら

ここきち!
知人のMさんがやってる農家レストランポータルサイト。

国友農園
高知県いの町、山奥の実生自生のお茶を再生させた釜炒り茶。自然とともにあるお茶の原風景が広がって

熊野鼓動!
がんばってほしい友達がいるところ。

お米のふなくぼ
お米のこと、ごはんのことを大切に考えるお米屋さん

森の空想ミュージアム
宮崎県西都市。児湯郡木城町茶臼原のすぐそばで、祈りの空間。主宰は高見乾司さん。九州の民俗仮面博物館もある

*ナナオサカキ*
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- 2010/06/14/Mon 23:29:43
- CATEGORY:[toki]食のりんかく
山のお茶との出合い

ボクが山のお茶っていうものを初めて意識したのは、6,7年も前のことだった。
それまでの意識は、空気のような存在の嗜好品であって、会って当たり前だけどなくても生きていけるもの。だから生産現場についても、お茶の淹れ方や作法などと一緒に、栽培から製法までに決まった「作法」がある、どこかアンタッチャブルな存在として、突っ込んだ興味を持たずにいた気がする。興味を持とうとしても、完成された世界、しかも昔から日本独自の伝統文化なので、それを後付けしてもあまり意義を感じなかったというか、僕らの生活にはほとんど関係がない気がしていた。
茶農家とのお付き合いにしても、出会った最初からみんな専業の茶農家の方々ばかり、それぞれが大きな製茶の機械を持っていて、栽培から茶の製造、販売のすべての工程は既に体系化されていたし、お茶という存在の全体も、産業化されて確固として、あまりそのことへの問題意識もなかった。いつも飲むものでもあるのだから、その作られ方云々に無思考でも、農薬化学肥料は使わないほうがいいだろう、とは思っていて、そうようなスタンスで、お茶農家の方々ともお付き合いをしてきた。
お茶を飲む立場になると、そういうようなお茶を、ほかの嗜好品であるコーヒーとか紅茶とかを押しのけて飲まなきゃならないという必然性は感じていなかったし、おいしいかまずいか、好きか嫌いか、安全か危険か、そんな選択肢のなかで、日本のお茶をおいしいと思い、好きな人が、安全なものを飲めばそれでいいんじゃないか、程度の認識でいた。嗜好品なんだから、と。
ところが、秩父の山奥で見たお茶畑の風景から、そんな認識が変化していったのでした……
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